どうも、そらちです。
最近は欅坂46にハマっているので、ちょっとアイドルの話しをしようと思う。
自分の人生を振り返ってみると、いつも何かしらアイドル的なものの追っかけをしてるように思う。
小学校〜中学校くらいまではZONE、高校はなくて、大学はニコ生の生主さん、社会人になってからはコスプレイヤーさん、そして今は欅坂46。
こうして書き出してみると紛れもないオタクですね。
最近は若い子にオタクが多いし、同じようにアイドル的な存在を好きな人も多いと思う。
そんな人に、僕が追っかけをしていて学んだことを1つだけお伝えしたい。
アイドルはいつか引退する
これは特に女性アイドルに当てはまる話しですが、ほとんどのアイドルはいつか引退してしまいます。
その理由は大きく2つ。
1つ目は、女性アイドルの価値は「かわいさ」を源泉にしていること。
女性アイドルは特にパフォーマンスが卓越してるわけでも、トークが芸人のように磨かれているわけでもない。
なので、みんなが女性アイドルを好きになる理由の根源は「かわいさ」なのだと思うが、それは一般的に歳をとるにつれて失われていく。
その結果、25歳前後で運営サイドから卒業させられるか、自ら引退していく。
2つ目の理由は、結婚や恋愛をするから。
女性は、男性よりはるかに結婚のタイムリミットを意識していると思う。
アイドルをしていたら当然恋愛禁止だし、結婚なんてもちろん出来ない。
そのため、やはり結婚を意識し始める25歳前後で引退する人が多い。
好きだった時間が無に帰す
僕は今まで好きだったアイドル的な人のうち、コスプレイヤーさんだけは結構入れ込んで好きだった。
コミケや個別イベントなどにも足を運んで、ROMや写真集も必ず買ってかなりお金も使った。
その当時は楽しかった。
しかし、突然引退しますと宣言があって、さらに彼氏がいてめっちゃ幸せですと日々ツイートされている。
その子は芯の強い子なので、彼氏がいてもファンで居続けてくれる人だけ残ってくれればいいよって考えなんだと思う。
もちろん自分もそうありたいが、追っかけしてた時間とお金ってなんだったんだって思って、とても虚しい気持ちになった。
一般の人からしたら「そんなの当たり前だろ」って思うかもしれないが、ハマってるときは完全に盲目でしたね。
適度な距離感
アイドルって、他のオタク系コンテンツ(アニメ・漫画・音楽・映画)と違って、自分のアイデンティティに食い込んでくることが多いんですよ。
言い換えると、イベントに行ったり推しメンを応援することが、「人生の活動」になる。
人は何かしら自分のアイデンティティを拠り所にして生きているわけだけど、アイドルをその拠り所にしてしまうと、引退をもってそれが崩壊するんだ。
それで彼氏とラブラブでーす♪なんてのを見たら、それはもう辛いと思う。
だからこそ、アイドルには入れ込みすぎないで、適度な距離感で好きになるのがいいと思う。
あくまで好きな歌手の1グループぐらいの感じで。
リアルを犠牲にしてまで熱をあげる活動じゃないってことですね。
自分に残る趣味なり活動(スポーツでも物作りでも料理でも登山でもなんでもいい)をメインにして、アイドルはサブ的な活動にした方がいい。
どうせいつか引退して結婚するからね。
そのとき自分に何も残らないからね。
もちろん、そこまで分かっていて、それでも全力で追っかけるんだ!っていう本物のオタクは別ですよ。
それはもはや格好良いです。
そこまで貫けるところに尊敬します。
結婚しないアイドル
上述してきた女性アイドルに比べ、ジャニーズに代表される男性アイドルはまた別の話です。
ジャニーズは本当になかなか結婚しない。
25歳くらいが限界の女性アイドルに対して、30歳でも40歳でも普通にアイドルをやり続けている。
また、これからの時代は恋愛と結婚がどんどん薄れていくと思うので、女性アイドルでも永遠に活動し続ける人が出てくるかもしれない。
そして、永遠に追っかけ続けるオタクも出てくるかも。
そこまできたら、それを自分のアイデンティティとして、誇りを持って死んでいけばいいと思う。
まったく、オタクってのは生きるのが不器用な生き物だなあとつくづく思う。
ただ、そんなぶっとんだオタク達を、僕は愛さずにはいられません。