シンゴジラが昭和のオタクの塊で超よかった

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見てきましたシンゴジラ。ネタバレあり。

率直にいうとね、最高だった。

まず、やっぱり庵野が作っているだけあって、完全にエヴァだったね。
途中まで、これエヴァっぽいな??って思ってたら、エヴァの戦闘BGMかかってきて、もはや完全にエヴァだった。
ゴジラに対して自衛隊や米軍の兵器を打ち込むけど全く効かない感じとか、TV版エヴァ1話のサキエルに対してN2地雷打つところにめっちゃ似てる。

これはエヴァ1話を引き伸ばして超丁寧にリバイバルしたいのかな?と思ったら、ヤシオリ作戦とかいう完全にヤシマ作戦に寄せてきてる作戦が始まる。
なので、3話くらいまではやろうとしてる感じ。
シンゴジラでは、日本中のプラントを使って凝固剤を作るんだけど、これが荷電粒子砲を撃つために街中の電気を集めるのに似てる。
最後の倒したところで、来るか?!来るか?!と思ってて、「完全に沈黙です」のセリフが言われたときに、キター!って感じでテンション上がってしまった。
エヴァ好きの端くれとしては嬉しい限り。

ただ、なんで庵野はエヴァに寄せてきたんだろうなってのは思う。
嬉しいは嬉しいんだけど、庵野ほどの偉大なクリエイターなら、今更数十年前の栄光にすがらなくても、最高の映画を作れると思うんだけどな。
わざわざ過去のファンに媚びなくてもちゃんと見に行きますよ、僕は。

あとは、特撮要素がすごかったね。
エヴァQのときに巨神兵東京にあらわるをやったわけだけど、それの作り方にかなり似てたように思う。
庵野の特撮博物館も長岡でみて、巨神兵のときのビルが光線で溶けるとことか、地面が爆破するとことか、CGだと思ってたシーンが全部特撮でやってることを学んだ。
ほんとに溶けたコンクリートも、色のついたドロドロの液体をタイミングよくバジャーとやってて、手作り感がすごかった。
おそらく本作もその手法で作ってるんだと思う。

特撮ってなんかCGとかに比べて昔の技術というか、しょぼいイメージがあるんだけど、全然そんなことなかった。
むしろ、どうしても質感に違和感が残るCGに比べて、本物の3次元だからリアリティがすごい。
CGの下位互換としての特撮なんてもうなく、むしろよりハイクオリティだと感じた。
それもこれも、特撮がとにかく好きで、ずっとやり続けてきた庵野以下スタッフ全ての魂の結晶だと思う。
光の当たらないサブカルアングラで、好きなことを追い続けたオタクが、キラキラしたハリウッドのCG世界に並んだ瞬間なのである。
これはきっと、革命的な事なんじゃないかと思う。

他には、政治パートが結構面白かったね。
本作をコンセプト的に考えると、
①昔ながらのゴジラ
②特撮で今までにないリアルで迫力のある映像
③エヴァのオマージュ
みたいなところがまず考えられるけど、なんかそれだけじゃ弱いよね。
ゴジラがただ強いだけじゃ、2時間映画はダレる。
そこで、政治のコミカルさを加える事で、作品の楽しさが1つ加わるし、戦闘とのコントラストで飽きない作品となってる。
そこは、ストーリーメイキングとしても、商業的にも上手いなって思った。
ただオタクがやりたいことだけじゃなくて、観客をいかに楽しませるかってところも忘れない。

うんうん、ほんと素晴らしい。
あと、ゴジラって単純にワクワクするよね。
正確に言えば、あーいう巨大生物がワクワクする。
トロールハンターのトロールとか、パシフィックリムの怪獣とか、もう理論じゃなくてただワクワクする。
これはもう本能というか、萌えみたいなものに近い。
ただただカッコいいものを突いてくる。
そこをちゃんと押さえてきているところもいいね。

個人的には立川が活躍してたとこも嬉しかったね。
いつも見てるモノレールとか、昭和記念公園とか出てきて、立川で実際に撮影もしてたみたいだし、嬉しくなった。
序盤に都心ばっかりゴジラきててずるいと思ってただけにね。

いや〜とにかくオタク魂が揺さぶられる映画で、最高だった。


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