SHIROBAKO19話「釣れますか?」の大倉さんの言葉がとても良かったです。
大倉さんは、毎日飲み歩いてほとんど仕事を受けない飲んだくれおじさんです。
しかし、その実態は大倉工房の社長で、背景美術界の巨匠です。
といっても、最初は名もない新人としてアンデスチャッキーの製作に飛び入りで参加し、何十年もアニメを作ってこられた方です。
そうして、飲み屋まで仕事をお願いされる巨匠にまでなられた方ですね。
その大倉さんが、背景に感動して泣いてるおいちゃんに言うセリフがなんかジーンときてます。
「俺だって最初からこうなろうと思ってなったんじゃない。最初は映画の看板を描きたかったんだ。でもなれなくて、よく分からずアニメの世界に入ったら、背景がどんどん楽しくなってった。そうして目の前の楽しいことを追いかけていただけなんだ。そうしたら、今ここにいたんだ。」
記憶を辿ってるので、正確ではないですがご了承ください。
最近、このままずっと生きててどうなるんだろうっていうことを、気がつくと考えてたりします。でも、結局そんなに良い未来は見えないので、なんとなく気持ちが沈んでました。
そんなときに19話を見て、ちょっと気持ちが楽になったんです。
未来のことなんてあんまり考えないで、目の前の楽しいことを追って行くのもアリかって思ったのです。
たまには未来のことも考えて、どの方向に行きたいのか、ざっくり決めることも大切かもしれませんが。
まあとにかく適当な性格なので、目の前のことを追いかけていくってのが合ってるかなって、思いました。