最近、Google mod_pagespeedをCentOSに入れてサーバを高速化しました。
→「Google mod_pagespeed入れたらWordPressがめっちゃ速くなった!測定結果あり」
しかし、それでも結構重いので、検索して出てきた高速化方法を試しまくることに。
高速化前
まず、初期段階(Google mod_pagespeedは入ってる)の測定結果はこちら。
速度測定にはGTmetrixを使います。
検証ページは、このブログのトップページです。
アップデート
とりあえず、「yum update」で色々なソフトウェアをアップデート。
その結果がこちら。
ほんのちょっと良くなりましたが、ほぼ誤差の範囲内ですね。
不要モジュールの削除
次に、Apacheの不要なモジュールの削除を行いました。
今まで、デフォルトのままApacheを使っていたので、かなりの不要モジュールが動いていました。
どのモジュールを切るかは、以下のブログをご参照下さい。
→「ウェブ開発者のための、1時間でできるLAMP環境構築術(CentOS編)」
その結果がこちら。
これも変化なしですね。
同時接続数の調整
次に、Apacheの同時接続数を変更。
これも上記のブログ様の設定を真似させていただきました。
その結果はこちら。
うーむ、変化なし。
このへんは、サーバの処理は軽くなるけど、クライアントのブラウザにとってはあまり変化ありませんね。
もちろん、数万のアクセスがあってサーバの処理を少しでも軽くしたい場合は別ですが。
このブログはそこまでアクセスがないので、あまり関係ありませんでした。
001 Prime Strategy Translate Accelerator
これはWordPressのプラグインで、日本語翻訳ファイルをキャッシュするものだそうです。
元々WordPressは海外のソフトウェアなので、日本版では毎回日本語ファイルを読み込んでいるんだとか。
それを事前にキャッシュしておくことで、読み込み時間がなくなります。
詳しくはこちら→ 「翻訳キャッシュのプラグイン 001 Prime Strategy Translate Acceleratorの使い方」
導入後の速度はこちら。
なんか速くなりましたね。
3秒すれすれまで来ました。
Cloud Flare
これは、無料で使えるCDNです。
CDNとは、「Contents Delivery Network」の略です。
その機能を簡単に言うと、画像などの重たいファイルだけ違うサーバに置いておこうっていう機能です。
そうすると負荷が分散するので、クライアントのブラウザに効率よくデータを送ることが出来ます。
詳しくはこちら→ 「5分でセットアップ!無料CDN「CloudFlare」を使って負荷を軽減」
これを導入した結果がこちら。
(゚д゚)!
いきなり爆速化した!!
今までの苦労はなんだったのかw
これはとてつもない効果を発揮するサービスですね。
Cloud Flareは独自ドメインを持っていないと出来ないですが、持っている方は一度試してみる価値があると思います。
速くなって良かった!