東京プレイボーイクラブ 感想

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こういう不良系とか、アンダーグラウンド系とかの面白さって、ざっくり4つぐらいだと思うんです。

1つ目は、不良だからこその真っ直ぐな熱さ。
不良っていうのは、基本的に世間体を気にせず、自分の信念だけで動きますよね。
というか、そういう風に描かれる。
その姿が、すごくボクらの心に響くわけですね。
普通の人は世間体を気にして、本当の自分を隠して生きていますから。
なので、真っ直ぐに生きてる不良をかっこよく思えて、興奮するんですね。
クローズなんかはまさにそうです。

2つ目は、ファンタジーとしての面白さ。
こういうアンダーグラウンドな世界って、普通の人は体験することはないですよね。
つまり、自分の日常とはかけはなれた、空想の中の世界と一緒なんですよ。
ロード・オブ・ザ・リング見たり、ハリーポッター見たりするのと一緒です。
中つ国とか、ホグワーツを見て「すげー」と思うみたいに、風俗店とかネオンの街を魅力的に感じてしまう。
そういう、知らない世界にトリップしたような感覚を面白いと感じてしまうんですね。
もちろん、それはその世界観が魅力的な場合だけですけど。
ハリポタと違って、この映画の堕落した街に嫌悪感を抱く人もいるでしょう。
そういう人には、こういう映画って吐き気がするほど嫌だと思うんです。
ボクは好きですけどね。

3つ目は、怖いもの見たさ。
実際は不良とかヤクザとか怖いですよね。
街で絡まれたら超ビビリますよ。
向かいから歩いてきたら全力で距離をとります。
でも、人間には怖いもの見たさっていう好奇心があって、「怖いけど見たい」と思っちゃうんですね。
寝るとき怖くなるに決まってるのに、ついホラー映画を観ちゃう心境ですね。

4つ目は、優越感。
これは結構ゲスい話ですけど、こういう映画を観て優越感を覚えることってあると思うんですよ。
なんでかっていうと、こういう映画をTSUTAYAでレンタルしてくるような人は、ちゃんと明るい社会で生きてる人なんですね。
だから、明らかにこの映画に出てくるような人より良い生活してるんですよ。
そういう人がこの映画を観ると、「俺はこいつらより良い人生送ってる勝ち組だ」と思うことが出来る。
意識しなくても、そういう優越感って感じると思うんですね。
そういう、ちょっとゲスい面白さもあると思います。

んで、この映画ですが、2・3・4の面白さはちゃんと満たしてると思います。
でも、1つ目の熱さってのはなかったです。
だから、どこまでもゲスい世界と人間性を見せ続けられる。
苦手な人はかなり苦手なんだと思いました。
だから、一般ウケする作品ではないですね。

ボクはこういう世界観が結構好きなんですが、それでも観終わったあとはモヤモヤが残りました(笑)。
やっぱり、熱い信念をもってる方がいいかなあ。


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