映画レ・ミゼラブル(2012) 感想

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※ネタバレ注意

先ほど、映画レ・ミゼラブルを観てきました。
あまりにも有名なお話らしいですが、私は名前を知っているくらいで内容を知りませんでした。

一言で感想を言うと、人生で1位2位を争うほど完璧な映画でした。

まず、なんて画面が美しいんだろうと思いました。
CMのほんのちょっとのシーンでも目を奪われますよね。
それが、3時間あるこの映画でずっと続くのです。
どこのカットを切り出しても1枚の絵画のように美しい。
あの綺麗な色合いはどうやって出しているんでしょうか、トイカメラで撮ったようなオシャレな色合いです。
撮り方も気になるところは全くなく、話しにガッツリ入って行けます。
それでいて、臨場感を出すために考えぬかれた不安定なアングルも、必要なところで適切に使われています。

そして、その画面の美しさを何倍にも増長させるのは、もちろん歌と音楽ですね。
音楽も本当になんて美しいんだろう。
もう聞いているだけで幸せです。
みんな歌めっちゃ上手ですし。

俳優さん達の演技も圧巻ですね。
一緒に観た映画通の友達が、上映前に「あの人もあの人も出ててすごい」とか言ってました。
ですが、ボクはあんまり洋画に詳しくないので、へーって感じでした。
アン・ハサウェイだけは可愛いくて好きだったので、そこだけ楽しみにしてました。
そんなボクでさえ、演技に引きこまれて感動しちゃったくらいなので、やっぱり著名な俳優さんの演技はすごいです。
ヒュージャックマン、ラッセルクロウ、アマンダセイフライド、エディレッドメインぐらいは覚えようと思います。
個人的には、革命軍リーダーのアンジョルラス役のアーロントヴェイトが格好良かったです。

さて、肝心な内容ですが、ボクは絶望からどうやって救われるのかってとこにずっと注目してました。
レ・ミゼラブルの世界は、本当に絶望がいたるところで描かれています。
パンを1個盗んだだけで19年間勾留されてしまうジャン、貧困によって娘の薬代が買えずに体を売るしかないファンテーヌ、物乞いをするしか生きていく術がない民衆。
その他にも、貧困と弾圧によって、明日死んでもおかしくない人々がたくさん出てきます。
現代の日本は、ここまでの貧困も弾圧もありません。
しかし、いたるところで悲惨な生活をしている人が増えてきているのも事実です。
例えば、いくら働いても裕福になれないワーキングプアであったり、ブラック企業に極限まで使われて過労死しちゃう人であったり、冤罪で捕まる人だってまだまだいます。
ボクも今就活をしている身ですが、100社以上落ちて自殺しちゃう子もいます。

そんな絶望からどうやって救われればいいのか。
レ・ミゼラブルでは、絶望の中にいる人を救うのは、誰かの愛なんですよね。愛って言うとこっ恥ずかしいですが。
ジャン・バルジャンが仮釈放後に神父から神の愛を受けて改心し、コゼットは母親の愛が託されたジャンに救われ、死に行くエポニーヌもマリウスへの愛で幸せそうに死んでいきます。
ボクは日本人なので、神からの愛をうけ、祈りをささげるっていう気持ちはよくわかりません。
それでも、愛を向けられた人や、誰かを愛している人は、絶望の中に居ても幸せを手に入れることができるってメッセージは分かりました。
最後にジャンが、コゼットとマリウスが父のように慕ってくれる愛に包まれて死んでいくところは、思わず涙ぐみました。

かといって、いつも愛を意識して生きていくのは難しいですし、そんな奴はなんか気持ち悪いです。
だから、余裕があるときは誰かのために良い事をしてあげる。それぐらいが丁度いいのかな。
やっぱり、誰かを助けている人は、誰かが助けてくれるんだと思います。
そして、誰かに愛を捧げているときはそれ自体が幸せになるというオマケまでついてきます。
そんな感じで、つらい世の中でも幸せな気持ちで生きていきたい。

なんかくさいエントリーになりましたが、ジャンやコゼットが絶望から幸せを手に入れるのを見て、そんなことを思いました。


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